今回はSOLVE5期生（25卒）の方にご参加いただき、内定者時代の過ごし方に関するレポートを作成しました。就活を終えた26卒や、これから就活を始める27卒の方やSOLVEに入会を希望される方のご参考になれば幸いです。
就活終了後、これをしなくてはならないというものは決してなく、学生時代に思い残したことがないように、好きなことに取り組んでいただくのが一番かと思いますが、
今回は、就活を終えた後どのように過ごしている人が多いのかをご紹介することで、来年以降の生活を何となくイメージ頂ければと思っております。
留学を終えてから就活を始め、学部を5年かけて卒業する方も一定数いらっしゃるかと思いますが、内定後留学に行き、異文化を体験したり、英語力の向上を目指したりされる方も一定数いらっしゃいます。期間としては、数週間から半年程度の人が多いかと思います。大学の交換留学制度を利用する場合は、就活と並行して、就活終了後の期間で、学内の交換留学への応募を進めると良いと思います。
また、数週間から2ヶ月程度の短期留学の場合は、自分で海外大学のサマースクールなどを探して、応募する場合が多いです。前者の場合は、学内で倍率が発生することが多いですが、後者は、授業料は自費にはなりますが、基本的には先着順なので、確実に行けることが多いです。どちらの場合も、前提要件として、英語のスコアが求められる場合が多いので、行きたい場合は前もって情報収集を進めておくと良いと思います。
自分が進む業界に近い業界で新たに長期インターン(コンサル、投資銀行、FAS、ファンドなど)を始める方もいらっしゃいますし、元々インターンしていた事業会社などでのインターンを継続される方もいらっしゃいます。インターンをする理由としては、金銭的インセンティブ(バイトと比べて時給がよく、長時間入れるので稼げる)、社会人になったら必要な力を先に身につけて、少しでも社会人生活でキャッチアップする量を減らしたい、セカンドキャリア以降を考えたい、その会社や社員が好き、などを上げる方が多いかと思います。
理系修士院生、博士課程の方で、研究室が忙しい方は、研究に多くの時間を割く方も珍しくありません。修士以上になると、国際学会などに参加できる場合もあるようで、その準備をしたり、修士論文・博士論文を書くのに時間を使われている方も多いと思います。
夏休みや冬休みなどの長期休みには、海外旅行に行く人も多いです。ヨーロッパなどに行く際は、固定費である航空券代が高く、何往復もするのは勿体無いため、なるべく現地での滞在日数を伸ばして、多くの場所を観光しようとする人が多いと思います。私も、スペインやイタリア、イギリスなどを長期休みを利用して旅行しました。私は行く予定はありませんが、南米は到着するのに1日以上かかり、往復にすると移動だけで2日以上かかるので、時間のある学生時代でないと行きにくいと思います。ヨーロッパなどの代表的観光地と少し系統は違いますが、安全に気をつけつつ、南米旅行するのも良いかもしれません。他にも、私の友人は、1ヶ月半アフリカ南部に滞在して、色々な都市や村を回っていました。アフリカはワクチンの予防接種が必要な場合が多いので、より計画的に旅行計画を立てることが必要かと思います。
外資系の会社に進む方は、英語を勉強することは重要かと思います。クロスボーダー案件に入れば、会議などで英語で議事録を書く機会や、海外の人と電話で話さなくてはならないことはあると思います。また、インターネットでの情報収集において、英語の記事の方が多いので、英語ソースにアクセスできるかどうかは大きな差になりうるかと思います。
ゴルフを始める人も一定数いるかと思います。社会人はゴルフが重要、などと耳にすることもあるかと思いますが、実際には、社会人になって数年間のアナリストやアソシエイト時代には、クライアントをゴルフ接待することもほとんどないので、ゴルフができないと困る、ということもないようです。スポーツが好きで、ゴルフをやってみたい、という場合は是非挑戦すると良いかと思いますが、無理してやらなくても良いかと思います。打ちっぱなし友達などを作れると、交友関係も広がり、良いかと思います。
この記事はここまでですが、少しでもこれから就職活動を始める方々の参考になれば幸いです。また、他のライターによる興味深い記事もあるかと思いますので、就活の息抜きにでも読んでいっていただけると幸いです。
WRITER：みやじ
受けていた業界・企業：外資系投資銀行投資銀行部門(就職予定)・外資系戦略コンサルティングファーム