難関就活成功ガイド──自己分析から面接対策まで

公開日:2025/03/24

就活の意義

就活とは、大学卒業後の職場を決定するための活動のことである。自分自身の価値観を見直し、今後の人生のためにも後悔のない職場を選び、また選ばれる活動である。

就活に尽力する意義としては、生涯年収が高くなる、満足のいく働き方ができるなど多岐にわたるが要するに自分の今後の人生を自分で決めることである。

様々な業界

就活において様々な業界を知ることはとても重要である。業界によって、年収、働き方、環境、求められる能力など多くの相違点があるからだ。自分にあった業界をリサーチすることが悔いのない就活の第一歩である。

まずは就活サイトやインターネットを通じてどのような業種があるのかをリサーチしてみることを勧める。商社、金融、メーカー、などメジャーな業界についてはOB訪問などをしてみても良いだろう。

業界研究

ある程度自分の興味のある業界を絞ることができたら、いよいよ選考に向けた準備を進める段階になる。業界研究本を購入し読むほか、OB訪問などを通じて業務内容、年収、環境、キャリアパス、求められる人材などについて調べていくのが良いだろう。個人的にはYouTubeで特定の業界についてわかりやすくまとめてくれている動画や社員インタビューなどを視聴するのも有効だと思う。

自己分析

自己分析とは自分の性格、価値観、長所短所、などについて深掘りを行う作業のことである。実際の面接では、学生の性格や価値観について深掘る際にどのくらいこの自己分析を行なっているか評価する節があり、鋭い質問が飛び交うことも珍しくない。例えば、「自分を一言で表すと?」のようなオーソドックスな質問から「10年前の自分に何てアドバイスするか?」などといった自分でも考えたことのない質問を聞かれることも多々ある。

自己分析の方法はこれと言って正解があるわけではないが、書店に行き自己分析のための質問集を購入してみるのも良いだろう。個人的には自分史を一度書いてみることを勧めたい。その上で大まかな出来事について自問自答を繰り返してみると良い。例えば、中高と慶應の附属校にいたものの大学受験では東大受験を決意した学生であれば、なぜ附属校から飛び出す決断をしたのか、その時に何を思い、何を考えていたのか、など自問自答をしてみると良いだろう。また、大まかな自己分析を自分史で進めるとともに日々ふとした瞬間に自問自答する癖をつけても良いだろう。例えば、いつも同じ店で同じ飲み物を買ってしまう学生は、「もしかしたら自分は保守的な人間なのかもしれない」といったように日々の行動から自分の感情、思いを言語化してみると良いだろう。

我々の「行動」の裏には必ず「感情や考え」があり、その裏には「性格や価値観」が存在する。ゆえに自分史や日々の自問自答の過程で「行動」に注目しその背景を探ることは自己分析において大いに有効である。

WEBテスト対策

 WEBテストとは学生の基本的な言語能力、計算能力、性格、物によっては英語力や図表読み取り能力など基本的な学力を試すものであり、大きく分けて以下の4種類テストがある。いずれも対策としては本を購入して自分で解いてみるほか、実際に色々な企業に応募して実践経験を積むのも良いだろう。また、巷では解答集と言われるものが出回っているらしいが、個人的には信憑性や公平性に欠けることから勧めることはしない。

事前に自分の受ける企業のテストの種類をリサーチし対策をすることが大切である。

⑴SPI:テストセンターと呼ばれる会場もしくは監視付きでオンライン受験するものであり難易度としては低めである。問題を正解すると次の問題レベルが上がり、逆に間違えると次の問題レベルが下がるようにできており、枝分かれ式に学生を評価していくテストである。推論や抜き出し問題の字数の数などである程度自分の評価が推測できるほか、過去に受験したSPIの記録で良いものはある一定の期間使い回せるという特徴がある。個人的には、一日時間がある日に8社くらいのSPIを朝から晩まで予約し満足のいく結果を得ることができるまで受験するSPI Dayを作ることでいい成績を確保するのが良いと考える。

⑵玉手箱:難易度としてはそこまで難しくなくオーソドックスな問題が多い。言語と計数、図表と性格診断のように様々な種類のものがあり志望企業の問題の種類を把握することが大切である。特徴としては問題数の多さである。1つ1つの問題自体は簡単だが、問題数が多いため短時間で素早く問題を解く練習をする必要がある。

⑶TG-Web:問題自体の難易度としては一番難しい。言語、計数、推論、図表、英語、性格診断のように様々な種類のものがあり志望企業の問題の種類を把握することが大切である。特徴としては問題数こそ少ないものの1つ1つの問題の難易度が高いことである。思考力を要する問題が多いため問題集などで経験を積むのがいいだろう。

⑷Gab:商社で主に使われるWebテストであり、難易度や問題数は普通である。問題集をきちんとやり対策をしておけばそこまで問題ない。

いずれにしろ対象企業のWebテストの種類を事前に把握し、問題集や実践経験を通じて対策を行うことが大切である。学歴に応じてボーダーが異なる企業も存在するようだが、特に高学歴体育会生は学歴に甘えWebテストで落ちるケースが珍しくないので、外資系コンサルや外資系投資銀行、商社などを目指す学生は注意したい。

面接

面接は面接官との会話である。面接官の質問に対してきちんと答えることを意識すること。面接は友人や先輩、OBなどを見つけて模擬面接を行うほか、実際に練習用の企業を受けてみることで慣れることで対策していくのが良いだろう。

基本的に一次面接では簡単な自己紹介やガクチカ、志望度機といった内容が聞かれる一歩で、最終面接に近づくにつれて学生のパーソナリティや価値観、カルチャーフィット、志望度(内定を出したら来てくれるか)を聞かれる質問が多くなってくる。

体育会の学生へ ~マインドセットについて~

まず体育会学生の就活において大切なのは、就活を舐めないことである。就活とは人生において非常に大きなイベントであり、今後の人生を大きく左右すると言っても過言ではない。のちに後悔することの無いように上記の各ステップを全力で取り組むことを勧める。

また、同時に体育会の学生は就活を体育会の活動に生かしてほしいとも思う。就活に時間が取られ思うように部活動に時間が割けないことも大いにあるだろうが、決して就活を部活の邪魔な存在だと思わずに、むしろ就活を通じて学んだことを部活動に生かすようにしてほしい。例えば、GD対策で培った問題解決能力は部活動においても大いに生きてくることだろう。

前田
執筆者:前田

受けていた業界/企業:日系・外資系投資銀行 総合商社

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