就活で有利に!体育会系学生の弱点や陥りがちな罠を回避する方法

公開日:2025/03/30

他の記事で書いたように体育会の学生には他の就活生にはないアドバンテージが多く存在する。それらのアドバンテージによって、体育会の学生は有利に選考を進めることができるため、体育会の学生は大いに活用して欲しいのだが、同時に体育会の学生の就活には体育会の学生特有の弱点や陥りがちな罠が存在している。これらに気をつけた戦略を立てることによって、体育会の学生はより円滑に、かつより安全に選考を進めることができるだろう。

決め打ち就活

体育会の学生は部活動に時間を割く必要があるため、他の学生に比べて幅広い業界を見ている余裕がない。そこで、深く考えることなく一点業界を決めて就活を行うことを、私は決め打ち就活と呼んでいる。決め打ち就活にありがちなケースとして、先輩が多いから、同期が多いからといったように周囲の人間関係でなんとなく決めるケースが多々存在する。実際、決め打ち就活は当然ながら就活に割く時間を減らすことができるという利点が存在する。しかし、自分の価値観や能力、キャリア像を考えた上で一点業界を絞るのではなく、なんとなく考えることを放棄して業界を一点に絞ってしまうのはあるべき姿ではない。実際に受けることができる業界、会社が少なくなってしまうのは仕方がないかもしれないが、少なくとも業界や会社を選ぶ段階では慎重に多くの要素を考慮して決めるべきである。

脳筋ES 脳筋ジョブ

体育会の学生は志望動機やガクチカの書き方に疎い。ゆえに、時々とんでもない志望動機やガクチカを提出していることが見受けられる。具体的には、文章構成や論理構成が意味不明で、まるで書きたいことを書きたいだけお弁当に詰め込んだような文章がよく見受けられる。脳筋とは体育会の学生にとってしばしば褒め言葉のように使われるが、このようなESでは面接官に悪印象を与えかねないので、あくまでESは丁寧な文章構成、論理構成を意識すべきである。また、体育会の学生は長期インターンをしている学生などに比べ思考プロセスやビジネススキルが身に付いていないケースが多く、ジョブで苦労することも多いだろう。ジョブまでには自分のビハインドを埋められるだけの対策ができるように心がけるべきだろう。

中途半端

体育会の学生は非常に多忙を極める。実際、1日のスケジュールを除いてみるとその1日のほとんどの時間を部活動に割いている学生も多いのではないだろうか。そんな体育会の学生が陥りがちなケースとして就活も部活も中途半端になってしまうケースが存在する。部活動に専念したいのにも関わらずESの締め切りが近い、部活動に専念したいのにも関わらず面接対策をしなければならない、こういったことは多々あるが、ここで多くの体育会の学生は就活を邪魔なものであると考えるようになってしまう。すると、せっかく部活動の時間を削って就活をしても中途半端なES、中途半端な面接になってしまい、就活はもちろん、部活動も望む結果を得ることは難しくなってしまう。そこで、体育会の学生は就活を必要なものであると割り切ると同時に、就活を通じて人間的にも成長をして、新たな学びを部活動に生かすように意識してみてはいかがだろうか。就活は確かに時間こそ吸い取られるものの、邪魔なものであると考えるのではなく、むしろ成長の機会だと捉えることによって部活動と両輪で人間的に成長することができるのである。就活も部活動もどちらも妥協することなくとことん突き詰めることを推奨したい。

単位

体育会の学生は単位をおろそかにしがちである。内定をいただいた体育会の学生が、せっかく内定したのにも関わらず単位に追われている様子を何度も目にしてきた。普段の部活動に加え、就活をするのはとても大変ではあるが、その中でもぜひ隙間時間を縫って単位を取得しておくことをお勧めしたい。特に、外資系投資銀行や外資系コンサルは内定後大量の宿題を課してくるケースも多く、大学の学業に時間を割けなくなることも考えられるため、就活しながらでも単位を取得するべきである。

社会人になるにあたってのマインド

体育会の学生は根性がある。しかし、根性があるから社会人なんとかなると思っている学生も多いのではないだろうか。私は正反対の考えを持つ、つまり私は狭義の意味では部活動は仕事に役に立たないと考える。特に、外資系投資銀行や外資系コンサルに進む体育会の学生は、4年間部活動に専念してきたため他の学生に比べ知識面や思考面で劣る部分がある。4年間部活動にだけ専念したというビハインドを意識した取り組みを一年目から意識するべきであろう。しかし、同時に広義の意味で部活を生かしていく姿勢も忘れてはならないと思う。部活動を通じて得た人脈や考え方、マインドセットは今後大いに役に立つだろう。

上記のように、体育会の学生には多くの特有の弱点や陥りがちな罠が存在する。これらに気をつけた上で、ぜひ体育会の学生特有の強みを生かして、後悔のない就活ライフを送って欲しい。

前田
執筆者:前田

受けていた業界/企業:日系・外資系投資銀行 総合商社

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