「選抜コミュニティに入ることは、必要不可欠ではありません」
選抜コミュニティといっても様々な種類・形態のものがありますので、もちろん一概には言えません。
ただ、この時期に就活を始めている26卒の人たちを対象にしたコミュニティは、戦略コンサルに重点が置かれているものが多い印象です。つまり、応募者の中でもケース面接対策をしている人たちが多いのではないかということ、そして何より、選考を行うメンターも戦略コンサル志望であった学生が多いのではないかということです。
実際、グループディスカッション選考などでも、戦略コンサル的な視点での論理的思考力や、明晰なコミュニケーション力を評価対象としているように見受けられます。
これらの評価基準において秀でることが、他の業界の選考で役に立つこともあれば、かえってマイナスに働くこともあるでしょう。言い換えれば、この時期の選抜コミュニティの選考で振るわなかったとしても、それは最終的な就活の結果に直結するわけではありませんので、楽な気持ちで選考を受けてみることをお勧めします。
以上は筆者がこれまで5年弱にわたりトップ企業を志望する就活生を指導してきた経験に基づくコメントです。あくまで1人の先輩のコメントとして、批判的に眺めることも重要です。そのうえで、自ら積極的に動いて、自分なりの答えを見つけてください。それが悔いのない就活につながることと思います。
皆さんの就活を応援しています!